銅製品,酸化銅,銅合金,純銅,亜鉛等のJIS用語

 

白銅/洋白/快削洋白



伸銅品用語における”伸銅品の種類”の中の、”合金別”に分類されている用語のうち、『白銅』、『洋白』、『快削洋白』のJIS規格における定義その他について。

伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”伸銅品の種類”のうちの、”合金別”に分類されている用語には、以下の、『白銅』、『洋白』、『快削洋白』などの用語が定義されています。

伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【伸銅品の種類 > 合金別】


分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 合金別

番号: 1170

用語: 白銅

定義:
銅を主成分として、ニッケル9.0〜33.0%、鉄0.40〜2.3% 、マンガン0.20〜2.5%、亜鉛1.0%以下を含む合金(5100参照)(C7060〜C7164)。
参考:
耐海水性と高温強度に優れ、熱交換器用伝熱管として用いられる。銅 74.0〜76.0%、ニッケル 24.0〜26.0%の貨幣用の合金もある。

対応英語(参考):
copper-nickel alloys,
cupronickel


分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 合金別

番号: 1180

用語: 洋白

定義:
銅 54.0〜75.0%、ニッケル5.0%以上、マンガン0〜0.50%、残り亜鉛からなる合金(5100参照)(C7351〜C7701)
(※1)
参考:
銀白色を呈し、対疲労性、耐食性に優れ、水晶振動子キャップ、洋食器などに用いられる。

対応英語(参考):
copper-nickel-zinc alloys,
nickel silver


分類: 伸銅品用語 > 伸銅品の種類 > 合金別

番号: 1181

用語: 快削洋白

定義:
銅 60.0〜64.0%、ニッケル16.5〜19.5%以上、鉛0.8〜1.8%、マンガン0〜0.50%、残り亜鉛からなる合金(5100参照)(C7941)。
参考:
洋白(1180参照)に鉛を添加して被削性(3172参照)を改良した合金で、ねじ、かぎなどに用いられる。

対応英語(参考):
free-cutting nickel silver


(※1)
JIS H 3110(りん青銅及び洋白の板並びに条 )に規定されている洋白の種類には、
・C7351
・C7451
・C7521
・C7541
があります。
C7351 及び C7521 は、絞り性に富んでいます。
また、JIS H 3130(ばね用ベリリウム銅,チタン銅,りん青銅,ニッケル−すず銅及び洋白の板並びに条) には、ばね用洋白として、C7701 が規定されています。