銅製品,酸化銅,銅合金,純銅,亜鉛等のJIS用語

 

水銀試験/水素ぜい化試験



伸銅品用語における”試験”の中の、”その他の試験”に分類されている用語のうち、『水銀試験』、『水素ぜい化試験』のJIS規格における定義その他について。

伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”試験”のうちの、”その他の試験”に分類されている用語には、以下の、『水銀試験』、『水素ぜい化試験』などの用語が定義されています。

伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【試験 > その他の試験】


分類: 伸銅品用語 > 試験 > その他の試験

番号: 4202

用語: 水銀試験

定義:
時期割れ試験(4200参照)の一つで、試験片を硝酸第1水銀溶液中に一定時間(15分間)浸せきし、割れの有無を調べて実用上有害となるような残留応力の有無を確認する試験。
参考:
伸銅品(1201参照)のJISでは、環境面を考慮して適用されていない。

対応英語(参考):
mercurous nitrate test


分類: 伸銅品用語 > 試験 > その他の試験

番号: 4203

用語: 水素ぜい化試験

定義:
試験片を水素ガス気流中で、所定の温度(850±25℃)、時間(30分間)で加熱した後、顕微鏡による検査(75〜200倍)又は繰返し曲げ試験(4100参照)を行って水素ぜい性の程度を判定する試験。
参考:
伸銅品(1201参照)のJISでは、C1020、C1201 及び C1221
(※1) に適用されている。

対応英語(参考):
hydrogen embrittlement test


(※1)
C1020、C1201 及び C1221 は、それぞれ以下です。

C1020 ⇒ タフピッチ銅
電気・熱の伝導性、展延性・絞り加工性に優れ、溶接性・耐食性・耐候性がよい。
還元性雰囲気中で高温に加熱しても水素ぜい化を起こすおそれがない。
電気用、化学工業用など。

C1201 及び C1221 ⇒ りん脱酸銅
展延性・絞り加工性・溶接性・耐食性・耐候性・熱の伝導性がよい。
C1220は還元性雰囲気中で高温に加熱しても水素ぜい化を起こすおそれがない。
C1201は、C1220及びC1221より電気の伝導性がよい。
ふろがま、湯沸器、ガスケット、建築用、化学工業用など。

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