銅製品,酸化銅,銅合金,純銅,亜鉛等のJIS用語

 

繰返し曲げ試験/押広げ試験



伸銅品用語における”試験”の中の、”機械的・物理的特性試験”に分類されている用語のうち、『繰返し曲げ試験』、『押広げ試験』のJIS規格における定義その他について。

伸銅品の種類、加工、熱処理、品質、性能、試験などに関する主な用語として、伸銅品用語(JIS H 0500)において、”試験”のうちの、”機械的・物理的特性試験”に分類されている用語には、以下の、『繰返し曲げ試験』、『押広げ試験』などの用語が定義されています。

伸銅品用語(JIS H 0500)
⇒【試験 > 機械的・物理的特性試験】


分類: 伸銅品用語 > 試験 > 機械的・物理的特性試験

番号: 4100

用語: 繰返し曲げ試験

定義:
特定半径の円弧をもつ一対のつかみに固定し、他端をたわまないように引っ張りながら、円弧に沿って90度ずつ順逆方向に交互に繰返し曲げを行い、破断までの繰返し回数を調べる試験。
参考1.
伸銅品(1201参照)のJISでは、JIS H 3510
(※1) に適用されている。
繰返し曲げ試験の参考図
参考2.
この試験の1種類として、リードフレームのリード部を片側90度の繰返し曲げを行い、破断までの繰返し回数(往復を1回と数える。)を調べるリード・ファティグ・テスト(lead fatigue test)がある。

対応英語(参考):
reverse bend test


分類: 伸銅品用語 > 試験 > 機械的・物理的特性試験

番号: 4101

用語: 押広げ試験

定義:
管状試験片の一端を通常60度の角度をもつ円すい(錐)形の工具で、所定の大きさ(押広げ倍率)まで、ラッパ形に外径を押し広げて、表面に割れが生じたかどうかを調べる試験。
参考:
伸銅品(1201参照)のJISでは、JIS H 3300
(※2) に適用されている。

対応英語(参考):
expansion test,
flaring test


(※1)
繰返し曲げ試験について、伸銅品のJISで適用されているJIS H 3510 は、以下のJISになります。

JIS H 3510
電子管用無酸素銅の板,条,継目無管,棒及び線

この規格では、展伸加工した電子管用無酸素銅の板、条、継目無管、棒及び線について規定されています。

(※2)
押広げ試験について、伸銅品のJISで適用されているJIS H 3300 は、以下のJISになります。

JIS H 3300
銅及び銅合金の継目無管

この規格では、展伸加工した断面が丸形の銅及び銅合金継目無管について規定されています。

[ 伸銅品試験 ]